子供の健やかな成長を願う五月人形・雛人形 » 健やかに

健やかに

雛人形を初めて飾った時、小さかった私は号泣したそうです。
その時の様子はもちろん覚えていませんが、それでも末っ子である私が小学校を卒業する頃くらいまでは毎年飾られていましたね。それから一切お人形を見ていないのでどうなったかはわかりません。もしかすると知らないうちに姉達の子供用に受け継がれているかもしれません。親が子を思う気持ちなのに、泣いちゃってごめんねと思っています。

雛人形は、親が子を思う気持ちが詰まったお人形です。子を持つ親にとって、自分の子供が健やかに成長するのが一番の願いです。なので、お人形さんが守ってくれるようにという特別な思いが込められたお人形なのです。自分が子供の時はわかりませんが、自分が親になった時にその気持ちがわかります。

雛人形は、それぞれにお顔が違います。なので選び方としては、自分が可愛いと思うお人形から選んで大丈夫です。そこから費用と相談したり、飾るスペースを考えたりしながら選んで行きます。元々は母親の実家から嫁入り道具として引き継ぐもののようですが、自分が親になった時に改めて買い直す方もいるようですよ。

家に雛人形を飾った時は、私よりも祖母が喜んでいましたね。そうして祖母から母へ、母から子へ受けつがれてきた心なのです。特別な思いが込められているお人形なので、保存方法にも注意しておきましょう。大切に思えるお人形を選んだ方が、自然と扱いも丁寧になりそうです。

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